東京外国為替市場概況・8時 ドル円、強含み

 7日の東京外国為替市場でドル円は強含み。8時時点では148.93円とニューヨーク市場の終値(148.70円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。前週末の海外時間に大きく上昇した流れを引き継ぐ格好となり、前週末高値の149.00円を上抜けて一時149.13円まで値を上げた。ただ、先週末から2円以上上昇して週明けの東京時間を迎えたこともあり、本邦勢の反応や持ち高調整の動きなどには注意しておきたい。

 ユーロ円は小高い。8時時点では163.37円とニューヨーク市場の終値(163.26円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。全般に円売りが先行した流れに沿って163.54円まで値を上げた。8月15日つけた直近高値の163.89円も視野に入っており、同水準付近がレジスタンスとして意識されるか注目となる。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0970ドルとニューヨーク市場の終値(1.0974ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。1.0970ドル前後でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.67円 - 149.13円
ユーロドル:1.0962ドル - 1.0979ドル
ユーロ円:162.99円 - 163.54円

(岩間)
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