ドル円、148円台は潜在的に売りの可能性も 想定為替レート絡みで
本日のドル円は149.13円を頭に148.22円まで下落。本邦実需勢の売りに上値を抑えられた。オーダーを見ると上値は149円前半、149.50円、150.00円などにサイズは大きくないものの売りオーダーが散見される。
ただ、見えているオーダーよりも売りが出てくる可能性は高そうだ。要因としては2024年度の想定為替レートが全規模・全産業が145.15円、大規模・製造業は144.96円ということで、来年3月末時点のフォワードポイント(現時点で316-318ポイント)を逆算すれば148円前半より上でドル売りをすれば、企業は想定為替レートを上回る水準でレートをおさえることができるからだ。
一方、下値では148円近辺に買いが徐々に集まってきている。しかしながら、雇用統計後の上昇スピードが速かったこともあり、本格的な買いオーダーは146円台より下までは目立ったものがない。
(松井)
ただ、見えているオーダーよりも売りが出てくる可能性は高そうだ。要因としては2024年度の想定為替レートが全規模・全産業が145.15円、大規模・製造業は144.96円ということで、来年3月末時点のフォワードポイント(現時点で316-318ポイント)を逆算すれば148円前半より上でドル売りをすれば、企業は想定為替レートを上回る水準でレートをおさえることができるからだ。
一方、下値では148円近辺に買いが徐々に集まってきている。しかしながら、雇用統計後の上昇スピードが速かったこともあり、本格的な買いオーダーは146円台より下までは目立ったものがない。
(松井)