東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行

 8日の東京外国為替市場でドル円は売りが先行。8時時点では147.68円とニューヨーク市場の終値(148.18円)と比べて50銭程度のドル安水準だった。7時30分過ぎから売りに押される展開となり、昨日安値の147.86円を下抜けると売りが加速。一時147.59円まで下押しした。
 なお、ムサレム米セントルイス連銀総裁は「時間の経過とともに段階的に金利を引き下げることが適切」「あまりにも早く緩和しすぎることのコストは、遅すぎることよりも大きい」などの見解を示した。

 ユーロ円も売りが先行。8時時点では162.12円とニューヨーク市場の終値(162.63円)と比べて51銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に前日安値の162.30円を下抜けたことで売りの勢いが強まり、一時162.05円まで値を下げた。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0978ドルとニューヨーク市場の終値(1.0976ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.0970ドル台で動意を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.59円 - 148.19円
ユーロドル:1.0973ドル - 1.0979ドル
ユーロ円:162.05円 - 162.75円

(岩間)
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