東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

 8日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では147.83円とニューヨーク市場の終値(148.18円)と比べて35銭程度のドル安水準だった。早朝に147.59円まで弱含んだが、特段ドル円を売り込むような材料もないことで148.19円付近まで買い戻された。しかし、時間外の米10年債利回りが4.00%台まで低下したこともあり上値が重く147.70円台まで再び弱含んだ。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.0981ドルとニューヨーク市場の終値(1.0976ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。値幅は限られているが、米長期金利が低下していることで小高く推移。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では162.34円とニューヨーク市場の終値(162.63円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円に連れる動きになり162.60円台まで戻したものの上値は抑えられ162円前半まで弱含んだ。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.59円 - 148.19円
ユーロドル:1.0973ドル - 1.0984ドル
ユーロ円:162.05円 - 162.75円


(松井)
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