東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 11日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では148.45円とニューヨーク市場の終値(148.57円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.07%台まで上昇して始まったことを支えに、9時過ぎには148.76円まで小幅に上値を伸ばした。しかしながら、東京仲値の値決めにかけてはドル売りが入り、10時過ぎには148.41円まで弱含んだ。
 
 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0937ドルとニューヨーク市場の終値(1.0934ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル売りが下値を支え1.0938ドルまで小幅に上値を広げたが、レンジは限られたまま。

 ユーロ円は上値が抑えられる。10時時点では162.38円とニューヨーク市場の終値(162.46円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に上値は抑えられ、10時過ぎには162.31円まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.41円 - 148.76円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0938ドル
ユーロ円:162.31円 - 162.66円


(松井)
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