東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 17日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では149.77円と15時時点(149.52円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが上昇基調を保つなか、ナイト・セッションの日経平均先物や独DAXが上昇したことも支えに買いが進行。一時149.80円と昨日高値の149.81円に接近した。

 ユーロ円は買い戻し。17時時点では162.56円と15時時点(162.29円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。162円台前半でのもみ合いが続いていたが、株高を材料視に欧州勢参入後は買い戻しが入り162.63円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは17時時点では1.0854ドルと15時時点(1.0853ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測から1.0849ドルまで下げるなど、動きは鈍いが反発力が弱い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.25円 - 149.80円
ユーロドル:1.0849ドル - 1.0870ドル
ユーロ円:162.07円 - 162.67円


(越後)
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