ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、しっかり

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。2時時点では150.20円と24時時点(150.01円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇基調を背景としたドル買いは継続。米10年債利回りが4.09%後半まで上昇すると、8月1日以来の高値を150.30円まで伸ばした。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0825ドルと24時時点(1.0828ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の会見を受けた売りが一巡すると、一時1.0841ドル付近まで切り返した。もっともその後、ECB関係者の話しとして一部通信社が「次回12月理事会で追加利下げの公算大」を報じると、再び1.0820ドル台まで水準を落とした。

 ユーロ円は上昇一服。2時時点では162.59円と24時時点(162.44円)と比べて15銭程度のユーロ高水準。強含む米株を眺めながら底堅く推移し、堅調なドル円の上昇にもつれて162.76円まで日通し高値を更新した。しかしながらユーロドルが再び緩み始めると、つれて162.60円台で伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.25円 - 150.30円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0874ドル
ユーロ円:161.85円 - 162.76円


(小針)
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