ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、小じっかり

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小じっかり。4時時点では150.27円と2時時点(150.20円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.09%台の高い水準を維持しており、ドル円の下押し幅も限られた。150.20円台で本日高値150.30円を睨む値動きが続いている。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0825ドルと2時時点(1.0825ドル)とほぼ同水準だった。欧州金利の先安観は重しとだが、目先の材料は出尽くした感が漂い始めるなか、積極的に下値を試す展開にも持ち込めなかった。

 ユーロ円は下げ渋る。4時時点では162.67円と2時時点(162.59円)と比べて8銭程度のユーロ高水準。ダウ平均の三桁高維持を頼りに162.71円付近まで持ち直した。ただ昨日高値162.89円がレジスタンスとして意識されて、一巡後は162.60円台を中心に上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.25円 - 150.30円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0874ドル
ユーロ円:161.85円 - 162.76円


(小針)
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