東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行

 22日の東京外国為替市場でドル円は売りが先行。8時時点では150.68円とニューヨーク市場の終値(150.84円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。前日の引けにかけて上昇した反動もあり、150.64円までやや売りに押された。目先は昨日高値の150.89円を再び試すことができるかがポイントになるだろう。8月1日高値でもある同水準付近や節目の151.00円などを上抜けると、7月31日の日銀利上げ後に売りを進めてきた長期的なポジションの巻き戻しが加速する可能性もありそうだ。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0815ドルとニューヨーク市場の終値(1.0815ドル)とほぼ同水準だった。前日終値付近で方向感を欠いた。なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「今後も追加利下げが行われると予想」「経済に合わせて政策を調整し続ける」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。

 ユーロ円は8時時点では162.97円とニューヨーク市場の終値(163.13円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様にやや上値の重い動きとなり、162.95円まで下押す場面が見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.64円 - 150.84円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0818ドル
ユーロ円:162.95円 - 163.15円

(岩間)
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