ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上げ幅拡大

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上げ幅拡大。4時時点では150.77円と2時時点(150.51円)と比べて26銭程度のドル高水準。米10年債利回りが4.18%台まで上昇するなど、米金利の動向に連れてドルは底堅いまま。ドル円は日足一目均衡表・雲の上限150.70円も上抜け4時前には150.83円まで上げ幅を拡大した。7月の日銀政策決定会合後の戻り高値で8月1日につけた150.89円が視野に入る水準まで近づいた。

 ユーロドルはじり安。4時時点では1.0811ドルと2時時点(1.0818ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準。ドル円ほどの値幅はないものの、米金利上昇もあり先週17日安値に並ぶ1.0811ドルまでじり安。

 ユーロ円は堅調。4時時点では163.01円と2時時点(162.83円)と比べて18銭程度のユーロ高水準。ユーロドルよりもドル円に対してのドル買いが優勢なことで、ユーロ円は163.12円まで買われ堅調地合いを維持している。米株主要3指数は軟調な動きとなっているが、クロス円への影響は薄い。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.09円 - 150.83円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0872ドル
ユーロ円:162.00円 - 163.12円


(松井)
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