ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、弱含み

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。2時時点では149.42円と24時時点(149.60円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。NY勢参入後からの地合いの弱さが継続。150円台を維持できなかったことで、週末を控えた持ち高調整の売りが出やすかったもよう。19時過ぎにつけた149.59円を下抜けると、149.37円まで日通し安値を更新した。

 ユーロドルはじり高。2時時点では1.0866ドルと24時時点(1.0857ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル安基調につれた他、ユーロポンドのユーロ買い戻しにも支えられた。1.0868ドルまで本日レンジの上限を広げている。
 ユーロポンドは、良好な英小売売上高を受けて欧州序盤に下値を試したが、0.83ポンド割れでは下げ渋った。1時頃には日通し高値となる0.8336ポンドまでユーロ買いポンド売りが進んだ。

 ユーロ円は戻り鈍い。2時時点では162.36円と24時時点(162.42円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。ドル円やポンド円の下落につれて、162.30円まで売り押された。
 なおポンド円は、欧州序盤につけた196.05円を頭に194.76円まで売り込まれた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.37円 - 150.28円
ユーロドル:1.0825ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:162.19円 - 162.85円


(小針)
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