ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、もみ合い

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。4時時点では149.52円と2時時点(149.42円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。前日安値149.25円が目先の支持水準として意識され、2時前につけた149.37円から一時149.65円付近まで買い戻された。もっとも、米長期金利の上昇が一服しているなかでドル買いも盛り上がらず、一巡後は149.50円割れまで下押す場面もあった。

 ユーロドルは小じっかり。4時時点では1.0865ドルと2時時点(1.0866ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0860ドル割れでは下げ渋り、本日の高値水準までじり高となった。

 ユーロ円は4時時点では162.46円と2時時点(162.36円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。ドル円が戻りの高値をつけたタイミングで162.50円台に乗せたものの、その後は162.40円台で上下した。
 ほか、NY序盤に108円後半で推移していたカナダドル円は、3時30分頃に108.22円まで下値を広げた。NY原油先物が約2%安で引け、産油国通貨でもあるカナダドルの重しとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.37円 - 150.28円
ユーロドル:1.0825ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:162.19円 - 162.85円


(小針)
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