東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 24日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では152.38円と12時時点(152.43円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.21%台まで低下する中、ドル売りの流れが午後も継続すると、一時152.11円まで下落。ただ、心理的節目の152円ちょうどが目先のサポートして意識されたほか、日経平均が再びプラス圏を回復したこともあり、その後は152.30円台までやや戻した。

 ユーロ円は持ち直し。15時時点では164.39円と12時時点(164.44円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。164.17円の安値を見た後に164.40円台まで切り返すなど、ドル円に連れた動きとなった。

 ユーロドルは伸び悩み。15時時点では1.0788ドルと12時時点(1.0787ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を受けてドル売りの流れとなる中、1.0794ドルまで小幅に値を上げるも節目の1.08ドルを前に失速。その後はドルが買い戻される中でやや押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.11円 - 152.83円
ユーロドル:1.0779ドル - 1.0794ドル
ユーロ円:164.17円 - 164.76円

(川畑)
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