東京外国為替市場概況・10時 ドル円、小安い

 24日の東京外国為替市場でドル円は小安い。10時時点では152.64円とニューヨーク市場の終値(152.76円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。昨日に大きく値を上げた反動が出たほか、時間外の米10年債利回りが4.22%台まで低下していることも相場の重しとなり、一時152.52円まで弱含んだ。もっとも、安く始まった日経平均株価が持ち直したことでリスク回避の動きは進んでおらず、ここまでの下値も限られている。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.0789ドルとニューヨーク市場の終値(1.0782ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下を手掛かりにした買いが入り、1.0790ドルまで小幅に値を上げた。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では164.68円とニューヨーク市場の終値(164.69円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの取引が中心となったため、164.60円台を中心とするレンジ内推移にとどまった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.52円 - 152.83円
ユーロドル:1.0779ドル - 1.0790ドル
ユーロ円:164.50円 - 164.76円

(岩間)
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