欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、もみ合い

  25日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。22時時点では151.92円と20時時点(151.89円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。9月米耐久財受注額が予想を上回り、米10年債利回りが低下幅を縮めると一時152.09円前後まで強含んだものの、米金利が再び低下したため151.81円前後へ反落。一方で、下値は限定的となるなど依然として方向感がない。
 9月米耐久財受注額は前月比-0.8%で、予想の-1.0%を上回ったが、前回値が±0.0%から-0.8%へ下方修正された。輸送用機器除くは前月比+0.4%で予想の-0.1%を上回り、前回値は+0.5%から+0.6%へ上方修正された。

 ユーロドルは小高い。22時時点では1.0838ドルと20時時点(1.0824ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を受けてドル売り圧力が高まると一時1.0839ドルまで上値を伸ばした。
 
 ユーロ円は22時時点では164.66円と20時時点(164.41円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて164.66円前後まで強含みに推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.46円 - 152.11円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0839ドル
ユーロ円:163.95円 - 164.76円


(山下)
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