欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、もみ合い

 22日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。22時時点では150.91円と20時時点(150.84円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。ダウ先物が軟調に推移し、米10年債利回りが4.17%台まで低下した局面では、150.78円前後まで弱含みに推移したものの、10年債利回りが4.18%台を回復したため、下値は限定的だった。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0811ドルと20時時点(1.0829ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。ニューヨーク時間に予定されている複数の欧州中央銀行(ECB)高官の講演への警戒感から、1.0811ドルまでわずかに下値を広げた。
 ポンドドルはこの後のベイリー英中銀(BOE)総裁の講演への警戒感から1.2956ドルまでわずかに下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では163.16円と20時時点(163.34円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの軟調推移を受けて、163.10円台まで下押しした。


本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.50円 - 151.10円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0838ドル
ユーロ円:162.83円 - 163.67円



(山下)
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