欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、伸び悩み

 17日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。20時時点では149.62円と17時時点(149.77円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米金利上昇や株高を背景とした円売り・ドル買いが継続し、昨日高値の149.81円や15日高値の149.84円を上抜けて149.87円まで上値を伸ばした。ただ、14日高値の149.98円や節目の150.00円を前に買いは一服し149.50円台まで上げ幅を縮めている。

 ユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0864ドルと17時時点(1.0854ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。1.0849ドルを底に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を待ちたいとしてややショートカバーが入っている。
 なお、トルコリラは対ドルで34.16リラ付近でもみ合い。トルコ中銀は予想通り政策金利を50.00%に据え置き、声明文でも前回から特段変更はなかった。

 ユーロ円は20時時点では162.54円と17時時点(162.56円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.25円 - 149.87円
ユーロドル:1.0849ドル - 1.0870ドル
ユーロ円:162.07円 - 162.67円


(越後)
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