欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、伸び悩み

 16日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。20時時点では149.38円と17時時点(149.44円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。17時前に149.49円まで本日高値を更新したものの、前日のNY時間高値149.54円手前でやや上値が重くなった。一方で、その後の下押しも149.10円台までに限られており、149円台前半での一進一退の動きとなっている。

 ユーロドルは小高い。20時時点では1.0889ドルと17時時点(1.0882ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.0890ドルを挟んだ水準でのもみ合いとなった。手掛かり材料難とあって欧州勢の本格参入後も持ち高を傾けにくい状態が続いている。

 ユーロ円は20時時点では162.67円と17時時点(162.63円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。18時30分過ぎに162.79円まで上昇したが、積極的に上値を試す展開にはなっていない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.88円 - 149.49円
ユーロドル:1.0875ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:162.12円 - 162.79円

(岩間)
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