欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、一進一退

 18日の欧州外国為替市場でドル円は一進一退。20時時点では149.93円と17時時点(150.09円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。米長期金利の上昇を支えに17時前後に150.15円付近まで上げたが、米金利が上昇幅を縮めると伸び悩み。一部報道で「日銀は今後の利上げ排除せず」とのヘッドラインが伝わると瞬間的に149.59円まで下落した。ただ、「今月の会合で利上げの必要性乏しいとの認識」とも伝わっており、すぐに149.90円台まで反発している。

 ユーロ円は方向感がない。20時時点では162.59円と17時時点(162.71円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円と同様の展開となり162.81円を付けた後は日銀絡みの報道で162.19円まで一転下落。ただ、その後は162.60円台まで切り返している。

 ユーロドルは20時時点では1.0845ドルと17時時点(1.0841ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に入っての動意は乏しく、1.0840ドル台を中心とした小動き。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.59円 - 150.28円
ユーロドル:1.0825ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:162.19円 - 162.81円


(越後)
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