欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、 売り先行

 28日の欧州外国為替市場でドル円は売りが先行。20時時点では152.53円と17時時点(153.33円)と比べて80銭程度のドル安水準だった。東京市場からのドル売りの流れを引き継ぎ、持ち高調整目的の売りが進むと、152.46円まで売られて本日安値をわずかに更新した。時間外の米10年債利回りが4.25%台まで上昇幅を縮小したことも重しとなったか。

 ユーロ円も軟調。20時時点では164.98円と17時時点(165.66円)と比べて68銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落した影響を受けて下値を広げる動きとなると、164.90円前後まで売られた。
 
 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0816ドルと17時時点(1.0803ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇幅縮小をながめ、一時1.0821ドルまで上昇。25日高値1.0839ドルが目先の抵抗として意識されると、ユーロ円の下げに連れて下押す場面も見られたが、1.0810ドル付近では下げ渋る動きを見せた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.46円 - 153.88円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0821ドル
ユーロ円:164.44円 - 166.07円


(川畑)
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