欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、戻り鈍い

 28日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。22時時点では152.62円と20時時点(152.53円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.23%台まで低下したことをながめ、NY勢の参入後もドル売りが先行。一時152.41円まで本日安値を更新した。その後は安値圏でのもみ合いに転じたが、戻りも限られている。

 ユーロドルは買いが一服。22時時点では1.0815ドルと20時時点(1.0816ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。21時過ぎに1.0826ドルまで本日高値を更新。ただ、前週末高値の1.0839ドルが目先のレジスタンスとして意識されると、買いも一服した。
 
 ユーロ円は22時時点では165.06円と20時時点(164.98円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。165.00円付近でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.41円 - 153.88円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:164.44円 - 166.07円

(岩間)
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