東京マーケットダイジェスト・29日 円高・株高

(29日15時時点)
ドル円:1ドル=152.84円(前営業日NY終値比▲0.45円)
ユーロ円:1ユーロ=165.23円(▲0.50円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0811ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:38903.68円(前営業日比△298.15円)
東証株価指数(TOPIX):2682.02(△24.24)
債券先物12月物:143.85円(▲0.02円)
新発10年物国債利回り:0.970%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
   <発表値> <前回発表値>
9月完全失業率
    2.4%    2.5%
9月有効求人倍率
    1.24倍   1.23倍

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。時間外の米10年債利回りが前日終値比で低下して始まったほか、仲値に向けては本邦輸出企業からの売りも観測された。その後も実需勢のフロー主体の動きで152.76円まで値を下げたが、手掛かり材料が乏しかったこともあり、一巡後は153円台を回復した。

・ユーロ円も弱含み。ドル円と同じく売りに押される展開となり、一時165.16円まで下押しした。もっとも、積極的に下値を探る展開にはなっておらず、前日NY時間からのレンジ内に収まっている。

・ユーロドルは小動き。前日終値を挟んだ狭い値幅内での小動きに終始した。

・日経平均株価は続伸。衆議院選挙を通過した後の買い戻しの流れがこの日も続いた。衆院選前から株価指数先物などを売り進めていた海外勢の買い戻しが相場を支え、300円近く上昇してこの日の高値で引けた。

・債券先物相場は小幅続落。財政拡張への警戒感が相場の重しとなった一方、日銀の利上げ先送り観測が買い材料視され、相場は方向感を欠いた。

(岩間)
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