31日香港株=もみ合いか、10月の中国製造業PMIに注目 様子見気分も
31日の香港市場はもみ合う展開か。10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がきょうの寄り付きとほぼ同時に発表される。市場予想は49.9、前月実績は49.8。結果によっては相場の波乱要因もなり得る。また、財新中国製造業PMI、米雇用統計などが週内に発表されるほか、来週には米大統領選挙や、米連邦公開市場委員会(FOMC)、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会の開催を控えており、国内外の重要イベントを前に様子見気分が相場を重くする可能性がある。
香港市場では7-9月期決算を材料に個別物色の動きが活発となりそうだ。前日大引け後にBYD(01211)や中国工商銀行(01398)などが決算を発表した。
30日のNY市場でダウ平均が続落。半導体株全体が売られ、投資家心理を悪化させたほか、米大統領選をめぐる不透明感が重荷となった。一方、決算が好感されたアルファベットが大幅高となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合は5営業日ぶりに反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融株のHSBC(00005)、大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)がいずれも香港終値をわずかに上回って引けた。
(小針)
香港市場では7-9月期決算を材料に個別物色の動きが活発となりそうだ。前日大引け後にBYD(01211)や中国工商銀行(01398)などが決算を発表した。
30日のNY市場でダウ平均が続落。半導体株全体が売られ、投資家心理を悪化させたほか、米大統領選をめぐる不透明感が重荷となった。一方、決算が好感されたアルファベットが大幅高となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合は5営業日ぶりに反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融株のHSBC(00005)、大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)がいずれも香港終値をわずかに上回って引けた。
(小針)