NYマーケットダイジェスト・1日 株高・ドル高
(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=153.01円(前営業日比△0.98円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=165.77円(△0.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0834ドル(▲0.0050ドル)
ダウ工業株30種平均:42052.19ドル(△288.73ドル)
ナスダック総合株価指数:18239.92(△144.77)
10年物米国債利回り:4.38%(△0.10%)
WTI原油先物12月限:1バレル=67.21ドル(▲0.17ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2749.2ドル(▲0.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月米雇用統計
非農業部門雇用者数変化 1.2万人 22.3万人・改
失業率 4.1% 4.1%
10月米平均時給
前月比 0.4% 0.3%・改
前年同月比 4.0% 3.9%・改
10月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
48.5 47.8
10月米ISM製造業景況指数
46.5 47.2
9月米建設支出
前月比 0.1% ▲0.1%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。10月米雇用統計で非農業部門雇用者数変化が1.2万人増と市場予想の11.3万人増を下回ったほか、過去2カ月分についても下方修正されると米長期金利の低下とともに売りが先行。152円台後半から151.80円付近まで急落したが、アジア時間に付けた151.79円を割れることはなく、米金利が一転して急上昇すると反発。10年債利回りが引けにかけて4.38%台まで上昇幅を拡大したため、5時過ぎには153.09円まで日通し高値を伸ばした。
・ユーロドルは5営業日ぶりに反落。低調な米雇用統計の内容が伝わると1.0905ドルまで上昇したが、1.09ドル台での滞空時間は短かった。米長期金利が大幅に上昇するなかで戻り売りが優勢となり、取引終了前には一時1.0832ドルまで下落した。
メキシコペソは売り優勢。米長期金利の上昇を受けて対ドルでペソ安が進んだほか、来週の米大統領選でのトランプ政権誕生に伴う大幅関税への懸念もペソ売りを促した。対ドルでは2022年9月以来の安値となる20.2968ペソ、対円では7.54円まで下落した。
・ユーロ円は反発。ドル絡みの取引が中心となったため欧州序盤からNY市場にかけて上下にやや振れたものの、165円台半ばから166円台前半で方向感を欠いた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発。昨日取引終了後に発表した決算が良好だったアップルが大幅に上昇。ハイテク株にも買いが入り、指数は一時560ドル前後上昇した。ただ、米長期金利が大幅に上昇したことが上値を抑えた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は3営業日ぶりに反発した。続落に対する自律反発狙いの買いが入った。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。10月米雇用統計が低調な内容だったことを受けて債券買い(金利は低下)が先行し、利回りは一時4.22%台まで低下した。ただ、その後は米大統領選後の財政悪化を意識した債券売りが活発化。引けにかけて利回りは4.38%台まで大きく上昇した。
・原油先物相場は3営業日ぶりに小反落。中東リスクを懸念した買いがぶり返すように先行。しかし、弱い米雇用統計やISM製造業景況指数が発表となるなかエネルギー需要が落ち着くとの見方もあったようで、週末の調整が売り方向で進んだ。
・金先物相場は小動き。中心限月は小幅続落も、限月ごとの高安はまちまち。前日に最高値圏での月末の調整を一巡させた後を受け、週末ということもあって動意の乏しい状態に終始した。
(越後)
ドル・円相場:1ドル=153.01円(前営業日比△0.98円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=165.77円(△0.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0834ドル(▲0.0050ドル)
ダウ工業株30種平均:42052.19ドル(△288.73ドル)
ナスダック総合株価指数:18239.92(△144.77)
10年物米国債利回り:4.38%(△0.10%)
WTI原油先物12月限:1バレル=67.21ドル(▲0.17ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2749.2ドル(▲0.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月米雇用統計
非農業部門雇用者数変化 1.2万人 22.3万人・改
失業率 4.1% 4.1%
10月米平均時給
前月比 0.4% 0.3%・改
前年同月比 4.0% 3.9%・改
10月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
48.5 47.8
10月米ISM製造業景況指数
46.5 47.2
9月米建設支出
前月比 0.1% ▲0.1%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。10月米雇用統計で非農業部門雇用者数変化が1.2万人増と市場予想の11.3万人増を下回ったほか、過去2カ月分についても下方修正されると米長期金利の低下とともに売りが先行。152円台後半から151.80円付近まで急落したが、アジア時間に付けた151.79円を割れることはなく、米金利が一転して急上昇すると反発。10年債利回りが引けにかけて4.38%台まで上昇幅を拡大したため、5時過ぎには153.09円まで日通し高値を伸ばした。
・ユーロドルは5営業日ぶりに反落。低調な米雇用統計の内容が伝わると1.0905ドルまで上昇したが、1.09ドル台での滞空時間は短かった。米長期金利が大幅に上昇するなかで戻り売りが優勢となり、取引終了前には一時1.0832ドルまで下落した。
メキシコペソは売り優勢。米長期金利の上昇を受けて対ドルでペソ安が進んだほか、来週の米大統領選でのトランプ政権誕生に伴う大幅関税への懸念もペソ売りを促した。対ドルでは2022年9月以来の安値となる20.2968ペソ、対円では7.54円まで下落した。
・ユーロ円は反発。ドル絡みの取引が中心となったため欧州序盤からNY市場にかけて上下にやや振れたものの、165円台半ばから166円台前半で方向感を欠いた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発。昨日取引終了後に発表した決算が良好だったアップルが大幅に上昇。ハイテク株にも買いが入り、指数は一時560ドル前後上昇した。ただ、米長期金利が大幅に上昇したことが上値を抑えた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は3営業日ぶりに反発した。続落に対する自律反発狙いの買いが入った。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。10月米雇用統計が低調な内容だったことを受けて債券買い(金利は低下)が先行し、利回りは一時4.22%台まで低下した。ただ、その後は米大統領選後の財政悪化を意識した債券売りが活発化。引けにかけて利回りは4.38%台まで大きく上昇した。
・原油先物相場は3営業日ぶりに小反落。中東リスクを懸念した買いがぶり返すように先行。しかし、弱い米雇用統計やISM製造業景況指数が発表となるなかエネルギー需要が落ち着くとの見方もあったようで、週末の調整が売り方向で進んだ。
・金先物相場は小動き。中心限月は小幅続落も、限月ごとの高安はまちまち。前日に最高値圏での月末の調整を一巡させた後を受け、週末ということもあって動意の乏しい状態に終始した。
(越後)