東京外国為替市場概況・17時 ドル円、神経質

 6日午後の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。17時時点では153.93円と15時時点(153.74円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。激戦州のジョージア州やペンシルベニア州でトランプ氏勝利と報じられると再び買いが強まり、15時40分過ぎには一時154.38円と本日高値を付けた。ただ、本日これまですでに3円超上昇していることもあり、一段高ともならず153.70円付近まで利食い売りに押されている。なお、トランプ大統領候補はフロリダ州の集会場で「これは政治的な勝利」と述べ、勝利宣言した。

 ユーロドルは売り一服。17時時点では1.0733ドルと15時時点(1.0759ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ氏勝利がほぼ確実視されるなかでドルが一段高になると、一時1.0703ドルまで下げ幅を拡大した。もっとも、節目の1.0700ドルを前に下げ止まっている。

 ユーロ円は17時時点では165.23円と15時時点(165.42円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて165.03円まで値を下げたが、ユーロドルの下げが一服したこともあり一巡後は下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.30円 - 154.38円
ユーロドル:1.0703ドル - 1.0937ドル
ユーロ円:165.03円 - 165.99円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。