東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上昇

 6日の東京外国為替市場でドル円は上昇。10時時点では152.91円とニューヨーク市場の終値(151.62円)と比べて1円29銭程度のドル高水準だった。前日に売られた反動で151.91円まで買い戻されるも、その後は151.30円まで失速。ただ米大統領選についてトランプ共和党候補の優位が伝わるなか、時間外の米10年債利回りが4.34%台まで上昇。これを受けてドル買いが強まると、153.12円まで切り返すなど荒い動きとなった。日経平均の堅調推移も上昇を後押しした模様。

 ユーロドルは下落。10時時点では1.0837ドルとニューヨーク市場の終値(1.0930ドル)と比べて0.0093ドル程度のユーロ安水準だった。9時前に1.0937ドルまで上伸後は米長期金利の上昇を受けたドル買いが重しとなり、10時過ぎに1.0822ドルまで売られた。

 ユーロ円も荒い動き。10時時点では165.72円とニューヨーク市場の終値(165.73円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。8時半前後で165.88円まで上昇後にユーロドルの下げに連れて165.25円まで失速。ただ、その後はドル円や日経平均が上昇したこともあり165.87円付近まで切り返して本日高値に接近するなど、荒い値動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.30円 - 153.12円
ユーロドル:1.0822ドル - 1.0937ドル
ユーロ円:165.25円 - 165.88円


(川畑)
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