欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 上昇一服も高値圏

 11日の欧州外国為替市場でドル円は上昇が一服。20時時点では153.69円と17時時点(153.63円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。ユーロ主導のドル買いも支えに17時30分前に153.85円まで上値を伸ばした。154円を試す動きには持ち込めず上昇が一服するも、売り戻しを153円半ばにとどめ高値圏で下値の堅い動き。

 ユーロドルは戻りが鈍い。20時時点では1.0672ドルと17時時点(1.0690ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。新規の手がかりは乏しいものの、欧州勢参入後にユーロ売りが目立ち、対ドルでは1.0668ドルと6月26日以来の安値を更新し、1.06ドル後半で戻りの鈍い動きとなっている。ユーロポンドは0.8280ポンド、ユーロ豪ドルは1.6209豪ドルまでユーロ安となった。

 ユーロ円は上値が重い。20時時点では164.01円と17時時点(164.23円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の堅調な動きが支えとなるも、ユーロドルの下げにつられ一時164円割れまで押し戻されるなど上値の重い動きとなっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.64円 - 153.85円
ユーロドル:1.0668ドル - 1.0728ドル
ユーロ円:163.43円 - 164.66円

(金)
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