欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、伸び悩み

 13日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。20時時点では154.99円と17時時点(155.11円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。17時過ぎに7月24日以来の高値となる155.24円まで上昇したものの、その後は米10年債利回りが4.4000%前後まで低下したことに伴って上値が重くなった。アジア時間からのドル買いの流れも一服するなか、154.80円付近まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは神経質な値動き。20時時点では1.0615ドルと17時時点(1.0602ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。一時1.0594ドルと昨年11月以来の安値を更新する場面があったが、その後はドル買いが一服したことで1.0630ドルの高値まで切り返した。ただ、買い戻しの動きも長続きはせず、20時前には1.0610ドル台まで再び押し戻された。

 ユーロ円は20時時点では164.52円と17時時点(164.46円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルが神経質に上下した影響もあり、方向感の定まらない動きとなった。19時過ぎに164.68円まで上昇したものの、買い一巡後は164.30円台まで押し戻されている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.51円 - 155.24円
ユーロドル:1.0594ドル - 1.0630ドル
ユーロ円:164.06円 - 164.68円


(岩間)
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