東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では154.42円と12時時点(154.15円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.40%付近まで低下したことで、一時153.96円まで下値を広げたものの、日経平均株価が300円超上昇したことなどで反発。持ち高調整の範囲内だったこともあり154.52円前後まで戻した。
 
 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0583ドルと12時時点(1.0592ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。複数のNYカットオプションが控えている1.0600ドル上値を抑える中、1.0583ドルまでわずかに下押しした。

 ユーロ円は15時時点では163.44円と12時時点(163.28円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に連れて一時163.12円まで下値を広げた後、日本株の上昇を支えに163.55円前後まで戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.96円 - 154.67円
ユーロドル:1.0583ドル - 1.0601ドル
ユーロ円:163.12円 - 163.96円



(山下)
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