東京外国為替市場概況・12時 ドル円、戻り限定
19日の東京外国為替市場でドル円は戻り限定。12時時点では154.15円とニューヨーク市場の終値(154.66円)と比べて51銭程度のドル安水準だった。朝方からの円買い戻しの流れが続き、154円前半で下値を探る展開に。加藤財務相の為替相場に関する発言が伝わると153.98円までドル安円高が進んだ。直ぐに大台を回復し、再び強含み始めた日経平均を眺めながら切り返すも154.25円付近では上値を抑えられた。
加藤財務相は「為替動向、行き過ぎた動きには適切な対応を取る」「非常に緊迫感を持って為替の動きを見守っている」と述べた。
ユーロ円は上値重いまま。12時時点では163.28円とニューヨーク市場の終値(163.93円)と比べて65銭程度のユーロ安水準だった。日経平均の上げ幅縮小も材料視され、ドル円や他クロス円とともに円買いの動きが継続。ドル円が下押したタイミングで、163.13円までユーロ安円高に振れた。その後、日本株の上昇を支えに持ち直したが163.30円台では頭を抑えられた。
なおポンド円は195.22円、豪ドル円は100.16円、NZドル円は90.63円まで日通し安値を更新した。
ユーロドルは12時時点では1.0592ドルとニューヨーク市場の終値(1.0598ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。狭いレンジの下限で動意は強まらなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.98円 - 154.67円
ユーロドル:1.0587ドル - 1.0601ドル
ユーロ円:163.13円 - 163.96円
(小針)
加藤財務相は「為替動向、行き過ぎた動きには適切な対応を取る」「非常に緊迫感を持って為替の動きを見守っている」と述べた。
ユーロ円は上値重いまま。12時時点では163.28円とニューヨーク市場の終値(163.93円)と比べて65銭程度のユーロ安水準だった。日経平均の上げ幅縮小も材料視され、ドル円や他クロス円とともに円買いの動きが継続。ドル円が下押したタイミングで、163.13円までユーロ安円高に振れた。その後、日本株の上昇を支えに持ち直したが163.30円台では頭を抑えられた。
なおポンド円は195.22円、豪ドル円は100.16円、NZドル円は90.63円まで日通し安値を更新した。
ユーロドルは12時時点では1.0592ドルとニューヨーク市場の終値(1.0598ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。狭いレンジの下限で動意は強まらなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.98円 - 154.67円
ユーロドル:1.0587ドル - 1.0601ドル
ユーロ円:163.13円 - 163.96円
(小針)