東京外国為替市場概況・17時 ドル円、じり高

 20日午後の東京外国為替市場でドル円はじり高。17時時点では155.66円と15時時点(155.18円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.42%台まで上昇するなか、アジア時間の終盤になって買いの勢いが強まった。17時過ぎには一時155.75円まで本日高値を更新した。

 ポンドは堅調。10月英消費者物価指数(CPI)や同コア指数が市場予想を上回る結果となったことを受け、ポンド買いで反応した。ポンドドルは1.2715ドルまで本日高値を更新。ポンド円も197.79円まで値を上げた。

 ユーロ円はしっかり。17時時点では164.66円と15時時点(164.29円)と比べて37銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やポンド円などの上昇につれて、一時164.76円と日通し高値をつけた。

 ユーロドルは17時時点では1.0578ドルと15時時点(1.0587ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇を手掛かりにした売りに押され、一時1.0572ドルまで下押す場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.53円 - 155.75円
ユーロドル:1.0572ドル - 1.0610ドル
ユーロ円:163.76円 - 164.76円

(岩間)
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