東京外国為替市場概況・12時 ドル円、買い戻し一服

 28日の東京外国為替市場でドル円は買い戻しが一服した。12時時点では151.43円とニューヨーク市場の終値(151.09円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。10時過ぎにつけた151.75円を頭に失速。日経平均がプラス幅を広げた場面でもリスク選好は意識されず、一時151.35円まで上げ幅を縮小した。売り一巡後に再び下値を切り上げるも、151.60円超えでは伸び悩んだ。

 ユーロ円は上昇一服。12時時点では159.87円とニューヨーク市場の終値(159.66円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上げ幅縮小につれて160円を割り込むと、一時159.81円まで水準を切り下げた。12時前に160円台まで持ち直すも、大台上では買いの勢いは強まらなかった。
 なお、9時台に買われた豪ドル円は98.61円を上値に伸び悩み、メキシコペソ円は7.41円を下押し水準に底堅い動き。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.0557ドルとニューヨーク市場の終値(1.0566ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。10時過ぎに1.0548ドルまで下押すも、その後は1.0550ドル台で方向感がでなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.93円 - 151.75円
ユーロドル:1.0548ドル - 1.0570ドル
ユーロ円:159.51円 - 160.13円


(小針)
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