欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円 上値伸ばす

 3日の欧州外国為替市場でユーロ円は上値を伸ばす。20時時点では157.77円と17時時点(157.47円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。株高を背景としたリスクオンの円売りが優勢となるなか、ユーロドルの上昇にも後押しされ157.98円までレンジ上限を広げた。

 ユーロドルはしっかり。20時時点では1.0514ドルと17時時点(1.0497ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。欧州通貨を中心としたドル売りが継続し、1.0531ドルまで上値を伸ばした。ただ、仏政局不安への警戒感も残されているなか積極的に上値を試す動きにもなっていない。ポンドドルは1.2697ドルまで高値を更新した。

 ドル円はやや神経質な動き。20時時点では150.05円と17時時点(150.01円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。クロス円の上昇も支えに一時150.10円台まで切り返したが、対ユーロなどのドル売りを重しに一時149.80円割れまで押し戻されるなど方向感は出ず、150円を挟んでやや神経質な動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.50円 - 150.24円
ユーロドル:1.0481ドル - 1.0531ドル
ユーロ円:156.94円 - 157.98円


(金)
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