ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では149.04円と2時時点(149.12円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りの上昇を眺めながらドル買いが優勢となり、一時149.51円付近まで値を上げた。もっとも、米長期金利が上昇幅を縮小すると再び上値を切り下げる展開に。戒厳令を巡る韓国混乱に対する警戒が依然として燻るなか、一時149円を割り込んだ。

 ユーロ円は伸び悩み。4時時点では156.90円と2時時点(156.84円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて157円台を回復すると、本日安値からの戻り高値となる157.22円をつけた。しかしながら一巡後は大台を再び割り込み、156.80円台まで押し戻された。

 ユーロドルはじり高。4時時点では1.0528ドルと2時時点(1.0517ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。3時頃に買いが強まり、1.0535ドルまで日通し高値を更新した。その後の下押しも1.0520ドル台で限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.65円 - 150.24円
ユーロドル:1.0481ドル - 1.0535ドル
ユーロ円:156.18円 - 157.98円


(小針)
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