東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 4日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では150.09円と12時時点(149.77円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均がプラス圏を回復したことも支えとなり157.17円まで上昇。「日銀が12月の金融政策決定会合で政策を維持する可能性」との一部報道も上昇を後押しした模様。昨日高値150.24円が目先の抵抗として意識されると149.80円台まで下押すも、下げ一服後は再び150円台を回復した。

 ユーロドルは下げ渋り。15時時点では1.0515ドルと12時時点(1.0500ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。12時過ぎに1.0488ドルまで下押すも、昨日安値1.0481ドルが目先の支持として意識されると下げ渋る動きとなり、その後1.0520ドルまで切り返した。

 ユーロ円は堅調。15時時点では157.83円と12時時点(157.26円)と比べて57銭程度のユーロ高水準だった。本邦株高や日銀観測報道を受けた円売りのほか、ユーロドルの小幅高にも支えられて堅調に推移すると、157.86円まで上値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.53円 - 150.17円
ユーロドル:1.0488ドル - 1.0520ドル
ユーロ円:156.99円 - 157.86円


(川畑)
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