ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、弱含み

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。2時時点では150.20円と24時時点(150.48円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。米長期金利の上昇幅縮小を眺めながらドル売りが徐々に優勢となった。23時前に本日高値150.78円の手前で頭を抑えられたことで、ロングの諦め売りも出やすかったか。1時30分過ぎには150.10円近辺まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは上昇一服。2時時点では1.0570ドルと24時時点(1.0575ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。先月29日高値1.0597ドルが抵抗水準として意識されて売り優勢に転じると、1.0551ドル付近まで押された。ロンドン16時(日本時間1時)フィキシングに向けての買い戻しも1.0580ドル手前までだった。

 ユーロ円は上げ幅縮小。2時時点では158.77円と24時時点(159.14円)と比べて37銭程度のユーロ安水準だった。仏政局への懸念後退を受けた買いは一巡し、ドル円やユーロドルの下押しにその都度引きずられて158.61円まで下落した。ダウ平均が三桁安まで下げ幅を広げたことも重しとなったか。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.66円 - 150.78円
ユーロドル:1.0508ドル - 1.0589ドル
ユーロ円:157.56円 - 159.39円


(小針)
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