ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では150.14円と2時時点(150.20円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.18%割れまで水準を切り下げると、つれて150.07円付近までドル安に傾いた。米長期金利の持ち直しとともに150.30円台を回復するも、一巡後は再び値を下げる展開に。4時頃に「米カリフォルニア州北部でマグニチュード7の地震が発生、津波の可能性もあり」が伝わると、150円割れまで下落した。

 ユーロドルは底堅い。4時時点では1.0569ドルと2時時点(1.0570ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。小幅に上下しながら、再び1.0550ドル台では支えられた。下値の固さを確認すると、1.0570ドル台まで持ち直した。

 ユーロ円は下げ渋り。4時時点では158.68円と2時時点(158.77円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。2時30分頃に158.50円を割り込んだところで売りが一服し、158.70円台まで切り返した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.66円 - 150.78円
ユーロドル:1.0508ドル - 1.0589ドル
ユーロ円:157.56円 - 159.39円


(小針)
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