東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 6日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では149.93円と12時時点(149.81円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。午前の流れを引き継いで149.77円まで下押すも、昨日安値149.66円が目先の支持として意識されると、徐々に買い戻しが優勢となって150.07円付近までやや値を戻した。

 ユーロ円は下げ渋り。15時時点では158.51円と12時時点(158.46円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。158.38円まで下落後に158.60円台に切り返すなど、ドル円に連れた動きとなった。なお、日経平均は後場に入り下げ幅を拡大して3万9000円を割る場面も見られたが影響は限定的だった。

 ユーロドルは様子見。15時時点では1.0572ドルと12時時点(1.0577ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。NY市場で発表予定の11月米雇用統計を前に積極的な売買が見送られ、1.0570ドル台を中心とした動意の薄い展開だった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.77円 - 150.28円
ユーロドル:1.0566ドル - 1.0589ドル
ユーロ円:158.38円 - 159.03円

(川畑)
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