東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 9日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋る。15時時点では149.96円と12時時点(149.91円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。翌日物金利スワップ(OIS)市場が織り込む18-19日の日銀金融政策決定会合での0.25%の利上げ確率がやや低下し、米10年債利回りも4.14%前後で下げ渋ったことで、149円台後半で下げ渋り動意に欠ける動きが続いた。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0537ドルと12時時点(1.0555ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。ウクライナ・中東情勢への警戒感から1.0532ドルまでわずかに下値を広げた。
 ポンドドルは1.2717ドル、豪ドル/ドルは0.6380ドルまでわずかに下値を広げた。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では158.02円と12時時点(158.22円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが弱含みに推移したことに連れて、一時157.87円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.69円 - 150.12円
ユーロドル:1.0532ドル - 1.0570ドル
ユーロ円:157.87円 - 158.55円

(山下)
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