ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では149.80円と24時時点(149.66円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。12月米ミシガン大学消費者態度指数・速報値の予想比上振れを受けた買いが継続。タイミング的に、ロンドンフィキシング(日本時間1時)に絡んだドル買いも出たようであり、一時150.11円付近まで買い戻された。一巡後は米・中長期金利の低下を眺めて買い戻しが一服するも、149.70円割れでは支えられた。

 ユーロドルは戻り限定。2時時点では1.0562ドルと24時時点(1.0577ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の反発に影響されてユーロ売りドル買いが強まると、日通し安値1.0544ドルをつけた。上向きの日足一目均衡表・転換線(本日は1.0528ドル付近)が支持水準として意識され切り返したが、1.0570ドル台では上値を抑えられた。

 ユーロ円は上値が重い。2時時点では158.22円と24時時点(158.29円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の反発につれて158.50円前後まで持ち直すも、ダウ平均のマイナス推移やドル円の買い戻し一服が重しとなり158.20円台まで再び水準を落とした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.37円 - 150.70円
ユーロドル:1.0544ドル - 1.0630ドル
ユーロ円:158.10円 - 159.58円


(小針)
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