東京外国為替市場概況・12時 ドル円、もみ合い

 9日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。12時時点では149.91円とニューヨーク市場の終値(150.00円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。中国物価統計後に対人民元でドル高が進んだ影響を受けたほか、日経平均株価が再び底堅く推移したことも相場の支えとなり一時150円台を回復。しかし長続きせずに大台を再び割り込むなど強い方向感はなかった。

 ユーロ円は安値もみ合い。12時時点では158.22円とニューヨーク市場の終値(158.55円)と比べて33銭程度のユーロ安水準だった。ドル円のもみ合いを反映した方向感のない円相場の動向におおむね沿った推移。158円前半レンジの動きが続いた。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0555ドルとニューヨーク市場の終値(1.0568ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。対人民元でのドル高の影響もあってか、大きな値幅ではないもののやや重い動き。1.0551ドルまでわずかながら下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.69円 - 150.12円
ユーロドル:1.0551ドル - 1.0570ドル
ユーロ円:158.02円 - 158.55円

(関口)
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