東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下押し

 10日の東京外国為替市場でドル円は下押し。12時時点では151.19円とニューヨーク市場の終値(151.21円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が上昇幅をほぼ帳消しにして前場を引ける動きとなるなか、仲値後につけた高値151.55円を目先の上値に反落。NY終値水準を下回り、朝方に推移していたレンジの下限151.15円も割り込んで151.04円まで下値を探った。

 ユーロ円は上値が重い。12時時点では159.56円とニューヨーク市場の終値(159.57円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が円買いへ傾いた流れに沿った動き。ユーロドルの底堅さはやや支えとなったものの、159.47円まで下値を広げた。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0553ドルとニューヨーク市場の終値(1.0554ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドルの上下に左右された。限られたレンジでの振れだが、1.0545ドルまで小幅に下値を広げた後、1.0562ドルまで小高く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.04円 - 151.55円
ユーロドル:1.0545ドル - 1.0562ドル
ユーロ円:159.47円 - 159.88円

(関口)
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