ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上げ幅拡大
9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上げ幅拡大。2時時点では151.24円と24時時点(150.93円)と比べて31銭程度のドル高水準。中国の景気浮揚期待により買われていたドル円だが、米金利の上昇も支えになり2時前には151.25円まで上げ幅を拡大した。なお、東京時間午後には4.13%台まで低下していた米10年債利回りは4.19%台まで上昇している。
ユーロドルは買い一服。2時時点では1.0569ドルと24時時点(1.0578ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。クロス円の買いに支えられ1時前には1.0594ドルまでじり高。ただ、米金利が上昇していることもあり、ユーロ買いは一服となっている。
なお、中国政府が金融政策のスタンスを「適度に緩和的」と2011年以来、約13年ぶりに変更したことで、南アにとっては最大の輸出国の景気浮揚策を好感したランド買いが進み、対ドルで約1カ月ぶりとなる17.7385ランドまでドル安・ランド高が進んだ。また、中国政府が5月以来となる金を購入し、金先物は急騰しているように、今後の南アの鉱業輸出の伸びも期待されている。
ユーロ円は堅調。2時時点では159.85円と24時時点(159.65円)と比べて20銭程度のユーロ高水準。米株主要3指数は一時そろってマイナス圏で取引されたが、中国経済の回復期待でユーロ円は160.00円まで上昇。ユーロドルの買いが一服したものの、ドル円が底堅いことで堅調地合いを維持している。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.69円 - 151.25円
ユーロドル:1.0532ドル - 1.0594ドル
ユーロ円:157.87円 - 160.00円
(松井)
ユーロドルは買い一服。2時時点では1.0569ドルと24時時点(1.0578ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。クロス円の買いに支えられ1時前には1.0594ドルまでじり高。ただ、米金利が上昇していることもあり、ユーロ買いは一服となっている。
なお、中国政府が金融政策のスタンスを「適度に緩和的」と2011年以来、約13年ぶりに変更したことで、南アにとっては最大の輸出国の景気浮揚策を好感したランド買いが進み、対ドルで約1カ月ぶりとなる17.7385ランドまでドル安・ランド高が進んだ。また、中国政府が5月以来となる金を購入し、金先物は急騰しているように、今後の南アの鉱業輸出の伸びも期待されている。
ユーロ円は堅調。2時時点では159.85円と24時時点(159.65円)と比べて20銭程度のユーロ高水準。米株主要3指数は一時そろってマイナス圏で取引されたが、中国経済の回復期待でユーロ円は160.00円まで上昇。ユーロドルの買いが一服したものの、ドル円が底堅いことで堅調地合いを維持している。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.69円 - 151.25円
ユーロドル:1.0532ドル - 1.0594ドル
ユーロ円:157.87円 - 160.00円
(松井)