ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、堅調

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。4時時点では151.27円と2時時点(151.24円)と比べて3銭程度のドル高水準。欧州時間から続く堅調地合いが継続し、3時前には151.35円までじり高になり日通し高値を更新した。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0563ドルと2時時点(1.0569ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準。欧州通貨買いの勢いも徐々に弱まり、1.05ドル後半でもみ合いになっている。
 なお、中国の景気回復期待で、人民元(CNH)は7.2572元、ランドは17.7229ランドまで一時対ドルで買われた。欧州株はまちまちで引け、米株主要3指数は小幅ながら下げ幅を広げているように、第2次トランプ政権後には米中関係の悪化が進むとの見通しでこれまでのようなすべての国の株価が上昇することはなく、中国と関係が良好な国の株や通貨が買われている。

 ユーロ円ももみ合い。4時時点では159.79円と2時時点(159.85円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。ドル円が底堅さを維持しているが、ユーロドルの買いの勢いが弱まったことで159円後半を中心にもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.69円 - 151.35円
ユーロドル:1.0532ドル - 1.0594ドル
ユーロ円:157.87円 - 160.00円

(松井)
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