東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 10日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では151.56円と15時時点(150.93円)と比べて63銭程度のドル高水準だった。15時前後に150.90円まで下押ししたものの、昨日と同様に欧州勢が参入するタイミングから全般円安に振れると買い戻しが優勢に。一時は4.18%台まで低下していた時間外の米10年債利回りが4.21%台まで一転上昇すると、日通し高値となる151.68円まで買い上げられた。

 ユーロ円は強含み。17時時点では159.87円と15時時点(159.41円)と比べて46銭程度のユーロ高水準だった。対ドル主導で円安が進んだ流れに沿って一時159.96円と本日高値を付けた。また、ポンド円は193.21円、スイスフラン円は172.50円まで値を上げている。

 ユーロドルは頭が重い。17時時点では1.0549ドルと15時時点(1.0562ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が低下した場面では1.0568ドルまで強含んだものの、米金利が一転上昇すると1.0540ドル台まで失速している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.90円 - 151.68円
ユーロドル:1.0545ドル - 1.0568ドル
ユーロ円:159.38円 - 159.96円


(越後)
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