欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、戻り鈍い

 12日の欧州外国為替市場でユーロドルは戻りが鈍い。22時時点では1.0489ドルと20時時点(1.0497ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)の政策発表を目前に控えて1.0489ドルまで売りに押されている。なお、22時15分に金融政策が明らかになり、22時45分からラガルドECB総裁が記者会見を行う。

 ドル円は動意が薄い。22時時点では152.27円と20時時点(152.31円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りは一時4.30%台まで上昇したものの為替相場の反応は鈍く、152円台前半での推移が続いている。

 ユーロ円は22時時点では159.72円と20時時点(159.88円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。欧州金融イベントを前に159.70円台まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.96円 - 152.77円
ユーロドル:1.0489ドル - 1.0531ドル
ユーロ円:159.65円 - 160.55円


(越後)
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