ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い動き。24時時点では153.59円と22時時点(153.45円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。週末を控えたポジション調整目的の売りが先行すると一時153.27円付近まで下押ししたものの、下値は限定的。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.3651%前後と11月25日以来の高水準を付けると円売り・ドル買いがじわりと強まり、153.63円付近まで値を上げた。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0490ドルと22時時点(1.0516ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。22時過ぎに一時1.0524ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0531ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て、1.0485ドル付近まで押し戻された。

 ユーロ円は伸び悩み。24時時点では161.13円と22時時点(161.38円)と比べて25銭程度のユーロ安水準。22時過ぎに一時161.56円と11月26日以来の高値を付けたものの、買い一巡後はやや上値を切り下げた。ユーロドルの失速が相場の重し。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.46円 - 153.66円
ユーロドル:1.0453ドル - 1.0524ドル
ユーロ円:159.65円 - 161.56円


(中村)
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