東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇

 19日の東京外国為替市場でドル円は上昇した。12時時点では155.08円とニューヨーク市場の終値(154.80円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。日銀金融政策決定会合の結果待ちのなか一時154.40円台まで弱含む場面があった。日銀会合で政策金利の据え置きが決定されたことが分かると再びドル買い円売りが強まった。155円台に乗せて、11月21日以来の高値となる155.27円まで上げ幅を広げた。なお政策金利の現状維持は、賛成8/反対1で決定された。

 ユーロ円は買い強まる。12時時点では161.13円とニューヨーク市場の終値(160.26円)と比べて87銭程度のユーロ高水準だった。一時160.30円割れまで下押ししたところから、日銀会合の現状維持決定を受けてユーロ買い円売りが優勢に。161円台に乗せて、161.19円まで上昇した。
 ほかポンド円が195.47円、豪ドル円も96.70円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0390ドルとニューヨーク市場の終値(1.0353ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の急騰につれて、1.0391ドルまでユーロ買いが進んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.44円 - 155.27円
ユーロドル:1.0348ドル - 1.0391ドル
ユーロ円:159.86円 - 161.19円


(小針)
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