東京マーケットダイジェスト・24日 円下値堅い・株上値重い

ドル円:1ドル=157.00円(前営業日NY終値比▲0.17円)
ユーロ円:1ユーロ=163.15円(▲0.38円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0397ドル(▲0.0008ドル)
日経平均株価:39036.85円(前営業日比▲124.49円)
東証株価指数(TOPIX):2727.26(△0.52)
債券先物3月物:142.19円(▲0.12円)
新発10年物国債利回り:1.065%(△0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.37200%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。本邦実需企業から東京仲値にかけて買いが観測されると、昨日高値の157.27円を上抜けて157.39円まで値を上げた。ただ、加藤財務相から円安けん制発言が伝わると伸び悩み。日経平均株価が下落したことも嫌気され、一時156.89円まで下押ししている。

・ユーロ円も頭が重い。午前に163.60円まで上げたが、昨日高値の163.62円が目先のレジスタンスとして意識されると失速。ドル円の伸び悩みや日本株安の影響も受けて163.03円まで値を下げた。

・ユーロドルは小幅安。ユーロ円の下げにつれて1.0389ドルまで下げたが、昨日安値の1.0384ドルを割り込むことはなく、東京市場では値動きは鈍かった。

・日経平均株価は反落。大規模な自社株買い枠の設定を発表したホンダが急伸し投資家心理の改善につながった。半面、年末を控えて個人投資家を中心に利益確定売りが目立ち上値は重かった。

・債券先物相場は続落。昨日の米国債券相場が下落したことを背景に売りが先行。その後の戻りも鈍く、午後には一時142.13円まで下値を広げた。


(越後)
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