NYマーケットダイジェスト・23日 株高・金利上昇・ドル高
(23日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.17円(前営業日比△0.86円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=163.53円(△0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0405ドル(▲0.0025ドル)
ダウ工業株30種平均:42906.95ドル(△66.69ドル)
ナスダック総合株価指数:19764.89(△192.29)
10年物米国債利回り:4.59%(△0.07%)
WTI原油先物2月限:1バレル=69.24ドル(▲0.22ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2628.2ドル(▲16.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
11月米耐久財受注額
(前月比) ▲1.1% 0.8%・改
輸送用機器を除く
(前月比) ▲0.1% 0.2%・改
12月米消費者信頼感指数
104.7 112.8・改
11月米新築住宅販売件数
(前月比) 5.9% ▲14.8%・改
(件数) 66.4万件 62.7万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。米利下げペースが鈍化するとの観測を背景に米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.59%台まで上昇すると円売り・ドル買いが出た。0時30分前に一時157.27円と日通し高値を更新した。
ただ、買い一巡後は次第に値動きが鈍り、157円台前半でのもみ合いに転じた。クリスマスの連休を前に市場参加者が減少する中、相場は大きな方向感が出なかった。
なお、この日発表の11月米耐久財受注額や12月米消費者信頼感指数、11月米新築住宅販売件数は予想より弱い内容となったものの、相場の反応は限られた。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.0384ドルと日通し安値を付けたものの、前週末の安値1.0343ドルが目先サポートとして意識されると1.0418ドル付近まで下げ渋った。
もっとも、クリスマスの連休を前に市場参加者が減っているとあって、一定の範囲内での推移にとどまった。
・ユーロ円は上昇。20時前に一時162.85円付近まで値を下げたものの、週明け早朝取引で付けた日通し安値162.77円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。3時30分前には一時163.62円と日通し高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。この日発表の米経済指標が軒並み予想を下回ると売りが先行したものの、ハイテク株中心に買いが入ると指数は上昇に転じた。米議会が来年3月半ばまでのつなぎ予算案を可決し、政府機関の一部閉鎖が回避されたことも投資家心理の改善につながった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍るとの見方が根強い中、売りが優勢となった。24日の5年債入札と26日の7年債入札を前にポジション調整目的の売りも出た。
・原油先物相場は小幅反落。外国為替市場でドル高が進んだことに伴い、ドル建てで取引される原油の割高感が意識された。もっとも、すでにクリスマス休暇入りしている参加者が多く、商いは薄かった。
・金先物相場は反落。米長期金利の上昇を受けて、金利が付かない資産である金は売りに押された。ただ、クリスマス・年末を控えて取引参加者は少なく、積極的に売りを進める展開にはならなかった。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=157.17円(前営業日比△0.86円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=163.53円(△0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0405ドル(▲0.0025ドル)
ダウ工業株30種平均:42906.95ドル(△66.69ドル)
ナスダック総合株価指数:19764.89(△192.29)
10年物米国債利回り:4.59%(△0.07%)
WTI原油先物2月限:1バレル=69.24ドル(▲0.22ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2628.2ドル(▲16.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
11月米耐久財受注額
(前月比) ▲1.1% 0.8%・改
輸送用機器を除く
(前月比) ▲0.1% 0.2%・改
12月米消費者信頼感指数
104.7 112.8・改
11月米新築住宅販売件数
(前月比) 5.9% ▲14.8%・改
(件数) 66.4万件 62.7万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。米利下げペースが鈍化するとの観測を背景に米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.59%台まで上昇すると円売り・ドル買いが出た。0時30分前に一時157.27円と日通し高値を更新した。
ただ、買い一巡後は次第に値動きが鈍り、157円台前半でのもみ合いに転じた。クリスマスの連休を前に市場参加者が減少する中、相場は大きな方向感が出なかった。
なお、この日発表の11月米耐久財受注額や12月米消費者信頼感指数、11月米新築住宅販売件数は予想より弱い内容となったものの、相場の反応は限られた。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.0384ドルと日通し安値を付けたものの、前週末の安値1.0343ドルが目先サポートとして意識されると1.0418ドル付近まで下げ渋った。
もっとも、クリスマスの連休を前に市場参加者が減っているとあって、一定の範囲内での推移にとどまった。
・ユーロ円は上昇。20時前に一時162.85円付近まで値を下げたものの、週明け早朝取引で付けた日通し安値162.77円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。3時30分前には一時163.62円と日通し高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。この日発表の米経済指標が軒並み予想を下回ると売りが先行したものの、ハイテク株中心に買いが入ると指数は上昇に転じた。米議会が来年3月半ばまでのつなぎ予算案を可決し、政府機関の一部閉鎖が回避されたことも投資家心理の改善につながった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍るとの見方が根強い中、売りが優勢となった。24日の5年債入札と26日の7年債入札を前にポジション調整目的の売りも出た。
・原油先物相場は小幅反落。外国為替市場でドル高が進んだことに伴い、ドル建てで取引される原油の割高感が意識された。もっとも、すでにクリスマス休暇入りしている参加者が多く、商いは薄かった。
・金先物相場は反落。米長期金利の上昇を受けて、金利が付かない資産である金は売りに押された。ただ、クリスマス・年末を控えて取引参加者は少なく、積極的に売りを進める展開にはならなかった。
(中村)